新しい家に引っ越した。広いけれども、ドアの横に壁がなく、ふつうに侵入できてしまう。
ある日、帰宅すると家がひどく荒れていた。こんなに散らかした覚えはないのに、と思いつつも仕方ないので片付けた。こんな日が何日も続いた。 また、連日奇妙な金縛りに遭った。誰かが私の上に乗っているような感触。手を動かして何なのか確かめようとしても手が動かない。そんな現象が毎日のように続いた。
ある日、例の金縛りに遭って、また人に乗しかかられているような感じがしたが、そのときは少し違って身体が動いた。えいやっと置きたらその人影は逃げたので追いかけて*1、ついに捕まえてその姿を見ると、知り合いの一人だった。面白がってドアの横から入って、ちょっかいをかけた、と言っていた。ドアの横から外を見ると、知り合いの集団が鍋をやっていて、こちらに気づいたようだった。ポカンとしている様子を撮影されSlackに流された*2。ここで引っ越しを決意する。
またある日は、知り合い2人が家に押しかけて、なかなか帰らずに意味深な表情をしながらこちらに詰め寄ってきたことがあった。ひどく消耗した。こんな家に住んでいるからだろうな、と思った。
引っ越し先を決めるための資料請求をしたら7万円かかったので支払いを他人に押しつけた。
廊下に散らばった大小さまざまな豆*3を、どれだけ早く整理できるか、という競技に参加する。 さっきまで誰かが食べていたテーブルの上の皿をちょっと拭いたら容赦なく豆を乗せていく。
試合の結果は分からなかった。
大人になったのだから、父が作ったクレジットカードを持ちなさい、という話をされたが、既にカードは持っているので返事しなかった。そもそも話の前後がつながってないと思う。
このご時世に人がいっぱい集まっている空間に放り込まれ、楽しげな歌*4に合わせて前面のパネルがめくられ、その度に大きな歓声が上がる。 ドラえもんの何かのシーンに連動していたと思う。