リモートでもペアプロ・モブプロしたい。VSCodeにはLive Shareという便利グッズがあります。こうするとうまく使えそうという使い方をいくつかシェアーします。
(業務利用の場合) 使ってよいか確認する
後述するように、仕組みを見るとwebサービスであるといえるので、業務利用してよいかは事前に確認しておきましょう。 業務利用でない場合はよしなにやりましょう。
Live Shareへの参加を承認必須とする
デフォルトでは、Live Shareを開始したときに払い出されるURLを踏んでもらうだけで、他の人にLive Shareにジョインしてもらうことができます。 これを、
- URLを踏んでもらう
- Live Shareのオーナーが承認する
という流れになるように設定することができます。 settings.jsonに
"liveshare.guestApprovalRequired": true,
を追記すればよいです。 招待URLの推測は困難なのでまあ勝手に入られることはないでしょうとは思いつつも設定しておくに越したことはないです。業務利用の場合は設定することを推奨します。
招待リンクを踏まれた通知を見逃さないように気をつけましょう*1。
通話や画面共有をする
Slack callやGoogleハングアウトなどで音声を共有したり、エディタの画面を共有しておくと、今どこのコードの話をしているのかがスムーズに分かります。
ちなみに、Live Share Audioという、VSCodeで音声を共有する拡張機能もあります。私は使ったことありません。
コードを書く人のカーソルについて行くようにする
特定の人のカーソルをフォローする設定があります。これを設定しておくとカーソルを見失いづらくなるでしょう。
ノートを取るペインがあるとよさそう
実際に編集するファイルの他に、ノートを取る用のペインを分けておくとよいかもしれません。 とりあえずコメントとしてどんどん編集してるファイルに追記してあとで消すという手もあります。
Live Shareのドキュメントを一読する・ペアプロ以外の使い方も模索してみる
とりあえず読んでおくとよいです。意外とできることがいっぱいあっておもしろい。 たとえばターミナルを共有することもできるので、VSCode上でペアオペもできます。
何度か使う練習をする
初めのうちは、ちゃんと繋げるか、使い心地はどうか、といったことが分からないと思うので、何度か使って雰囲気をつかむとよいです。まずは遊びのコードをみんなでわいわい編集するところから始めるとよさそう。
*1:1敗