あるいは、めぐねえ。
注意
独断と偏見を含みます。
アニメの「がっこうぐらし!」についての感想を書きます。
原作はまだ読んでいないので、原作ではああなっているよ、などと言われても分からないです。すみません。
あくまで、アニメだけを観た人間の感想です。
そうだ、今季はがっこうぐらし! を追ってみよう
私はもともと、アニメを追いかけて視聴するような人種ではありませんでした。
アニメを観るといっても、せいぜい空いた時間にちょうど放送されていたポケモンやイナズマイレブンなどを観るといったぐらいでした。
その原因の一つに、家庭環境がありました。
私は、自宅に自室がないので、自分用のテレビがありませんでした。
テレビは、基本的に親が観るものでした。
自分用のパソコンは持っていましたが、それでも堂々とアニメを観るのは、はばかられました。
ましてや深夜アニメはなおさらです*1。
そんな家庭環境にあった私ですが、4月から一人暮らしを始めました。
ただし家にテレビはありません。うーん。
まあ、ニコニコ動画とかあるし、いいや、と思いましたが、さて何を視聴すればよいのやら。
そんな中、「がっこうぐらし!」がヤバい*2、という話をどこかで耳にしました。
よし、いい機会だ、と思った私は、がっこうぐらし! を視聴することにしました。
絶望の中に希望を見出す的な? あるいは見えてないのか?
前情報*3もあったのですが、やはり第1話の例のシーン*4を見たときは、ビクリとしました。
ゆきが見ている世界と、それ以外から見た世界とのギャップを味わう。
微笑ましいような、安心できないような、謎の雰囲気を伴っていました。
ただ、絶望に満ちているようで、はしゃいでいるシーンがあったり、お色気シーンがあったり、やはり癒しの側面があるなあ、と思うことが多かったです。
すぐにゾンビが出てきたけどね!
学園生活部は、ゆきがいなければ、すぐに陰鬱な雰囲気になっていたのだろうなあ、と思います。
無邪気で、絶望が見えていない(たぶん)からこそ、こんなに次々と楽しいことを考えつくのだろうなあと。
彼女のような存在がいるからこその学園生活部。
めぐねえという存在
ゆきをいつも見守っている(?)めぐねえ。
めぐねえは、ゾンビにやられてしまいました。
第1話でちらっと見えた屋上の墓は、めぐねえの墓でした。
鈍いもので、私は人に言われるまで、あの墓はそういうわけなんだよ、ということが分かりませんでした。
確かにめぐねえは、異常なほどに、ゆき以外の部員に無視されていたなあと思います。
ゆきが、ゆきの中の、めぐねえという概念に語りかけているのですから、仕方のないことです。
部員たちは、めぐねえという存在をあたかも認識しているかのようにしています。
学園生活部では、ゆきの幻想をぶち壊してしまうのはご法度のようです。
第6話で、とうとうめぐねえが死んでいることが明らかにされました。
ああ、めぐねえ。
ゆきを見て、あなたがいなくなっても、私の心の中にいるよ、とはこのことか、と思うなど。
これから存在が消えてしまっても*5、部員たちを見守っていてほしい。
あまり関係ないですが、オープニングのめぐねえが振り返るシーンがめっちゃ好きです。
あれも差し替えられるのかしら……。
なんか色々思っていたら、公式サイトでめぐねえのアイコンと壁紙が配布されていました。
SPECIAL etcetera -TVアニメ「がっこうぐらし!」公式サイト-
残る疑問
- ゆきには何が見えているのか?
- ゆきはどうして幻想が見えているのか?
- ゆきと、ゆき以外で制服の色が違うのはどうしてか?
- りーさんは過去に何があったのか?
- みーくん、強すぎでは?
実は太郎丸が黒幕なのでは?
おわりに
めぐねえ。
頼むめぐねえ、マジで存在が消えても頼む。