土曜日、イベント*1*2のために東京にいた。開場開演が遅れたりノロノロ帰ったりしていた*3結果、帰りの夜行バスに乗り遅れてしまった。その場でもっと後の時間のバスに乗ることもできただろうけど、当日のうちに帰るのを諦めてサークルの人の家*4に泊めてもらった。
往路と同じ新幹線でさっと帰ってしまうのはどうも面白くない。北陸新幹線経由の帰京はやったことがあった。中央線経由もやったことはあったけどあれは青春18きっぷで鈍行列車を乗り継いだものだった。中央線特急ならまた違った体験になるし、今日中に帰れるのでちょうどよいのではないか、ということで採用した。
普段乗らない交通手段がある場合はそちらを選ぶのが人の理 (ぱらのま 1巻 P.97)
新宿スタートの場合、中央線特急を2本乗り継げば*5、5時間ほどで名古屋まで向かうことができる。とはいえ単に2本乗り継ぐだけというのも味気ないのでどこかで寄り道したい。上諏訪で下車すれば諏訪湖が見れるし温泉にも入れるのでちょうどよいのではないか、ということで上諏訪で下りることにした。本音としては、ここ最近は旅行らしい旅行をしていなかったので、ついでに旅行気分を味わいたかった、というのがある。
学生向けの賃貸アパートで暮らしていると、どうしても湯船に浸かる機会が激減してしまう。温泉に入ることでぎりぎり入浴のバランスを保っているといえる。入浴しながら、のぼせるまで湯船に浸かってしまうのと、限界を超えるまで飲酒してしまうのは、構造が似てる気がするな、ということを考えていた。
諏訪の風は冷たく、諏訪湖には波が立っていた。大きな湖だが対岸を目視できるぐらいのサイズ感である。こういうことをまず考えるのは、大きな湖のイメージが琵琶湖に支配されているから? 違いは、足湯がそんじょそこらにあることか。
特急しなのに乗る頃にはもう暗くなっていた。風景が見れない移動というのがどうしても苦手で、夜の移動やトンネルの多い区間の移動を退屈に思いがちである。乗り継ぎ割の効いた新幹線自由席券で京都に向かう。帰る頃には駅メモのイベントのポイントがかなり貯まっていた。家の洗濯物がまったく片づかないまま週末が終わろうとしている。
*1:https://www.ichikara.co.jp/news/863/
*2:https://www.ichikara.co.jp/news/859/
*3:夜行バス乗りたくなかった(疲れるから)。じゃあなんで予約したんだ
*4:どうでもいいけど、今まで泊まったことのあるサークルの人の家には、なぜか必ず予備の布団がある