eachとは「それぞれ、めいめい」のことである。注意すべきはeachは単数であるということである。つまり、Each person does well. のように、現在形はいわゆる三単現を使わなければならない。
どうでもいいね。
eachは配列やハッシュと共に使うことが多い。Perlのforeach文に似てる。
#! ruby list = ['reimu','marisa','sakuya','youmu'] list.each do |bo| puts bo end
実行結果
reimu marisa sakuya youmu
配列の内容を先頭から順にboに代入して、boを出力している。
ハッシュの場合は、次のようになる。
#! ruby list = { '霊夢' => 'かっこいい', '魔理沙' => 'かわいい', '咲夜' => 'りりしい', '妖夢' => 'みょん'} list.each do |key,val| puts "#{key}は#{val}" end
実行結果
霊夢はかっこいい 魔理沙はかわいい 咲夜はりりしい 妖夢はみょん
ハッシュの場合は、変数が2つ必要になる。Key(添字)とValue(値)があるからだ。
ちなみに、each文の間だけファイルを開くこともできる。
#! ruby File.open("a.txt","r").each do |bo| puts bo end
a.txtの内容を一行ずつ読み込んで出力する。openされたファイルはendで自動的にcloseされるので問題ない。