「プログラミング原体験について記事を書く」というメモがずっとGoogle Keepに残っていたので書いた。書いたら思ったより分量があった。
プログラミングを始めたきっかけは、CGIの本を買ったから、ということになる(!)。パソコンでできる暇つぶしを通過した中にプログラミングがあった、みたいな感じ?
プログラミングを始める前は、RPGツクール2000でゲームを作って公開するためのホームページを作ったり*1、しょぼいFlashアニメを作ったりしていた。ジオシティーズとかinfoseekとか、無料レンタルサーバを転々としていった。今はどのサービスも終了していそう。
Perlに入門して掲示板CGIを書きましょう、という本を読んだのがプログラミングを始めたきっかけだったと思う。これが小学生のときの出来事?
Perlを書くときは use strict; use warnings;
を書きましょうとか、変数宣言を行いましょうとか、そういうことは本には書いてなかった。txtファイルに1行1投稿で追記していくと掲示板ができるのじゃ、という知識レベルだった。jcode.pl を使うと文字コードを変換できてよいですぞ、ということも知った。
それから高校に入るまで、webアプリケーション開発の知識がCGIで止まっていた。
print "Content-Type: text/html\n\n"
というのはHTMLを出すためのおまじないだとずっと思っていたし、周りに教えてくれる大人はいなかった。
中学生の頃は何も作ってない気がする。部活がそれなりに忙しかったというのはありそう。情報の授業はタイピングをしてネットサーフィン*2してたら終わった。
高校に入ってちょっとしてからRubyを使いはじめた。Rubyを使っていた頃の記録がこのブログにも残っている。ディレクトリ中のファイル一覧を取得したときに出てくる ..
が何か分からずにコメントで教えてもらっていたけど、最初はこんなもんだと思う。たまに検索でRuby忘録を読んでる様子がアクセス解析から見れて、こんなしょうもない文章を読んでもらってすいませんという気持ちになる。
それからいつの間にかPythonを使うようになって、今もPythonを書くことが多い。2013年ぐらいはTwitterのbotを作るのがイケてる、という時代だったのでbotを作っていた。なぜか素数判定にハマっていたので、素数判定を行うだけのbotができた。
さっき見に行ったら今も元気に動いていた。試し割りで素数判定しているので、そのうちGoogle App Engineのタイムアウトに引っかかって破綻するであろう……。
60076 は素数ではありません
— 素数bot (@sosuubot) 2021年1月23日
Twitterのほかには、CroudiaっていうSNS*3に登録してわちゃわちゃやっていた。REST APIが公開されてすぐに、Python向けのCroudia APIラッパみたいなのを作ったけどソースコードは紛失した。この頃にはGitHubアカウントを作っていたはず。
高校の情報の授業でHTMLを打ってホームページを作りましょうというのがあって、すぐに完成してやることもなかったのでJavaScriptでページ上を跳ねる顔文字を作ったら、先生に「目ざわりですね~」と言われた。情報の授業の思い出がそれぐらいしかない。
高校までは、どこかのプログラミングコミュニティに属するみたいなこともなくて、Twitterが一番広いインターネット世界だったと思う。情報収集はぜんぜんできていなかった。作品を自慢し合う仲間みたいなのが身近に欲しかったなーという気はする。
大学に入ってからは、皆さまもご存知の通りです。
プログラミングで将来一発当てるために小学生の頃からやっていくぜ、みたいな気持ちは絶対なかったと思う*4。たまたま趣味の1つが今につながっている、みたいなイメージ。
みなさまの原体験も気になるのでハッシュタグっぽい感じにしてみました。
(追記ここまで)
原体験いくつか書いてもらっていてありがたい。ものを作れる面白さ、みたいなのはゲームでもFlashアニメでもあったと思うけど、完成させて動かす面白さを実感したのはプログラミングが初めてだったと思う。
魔法の原理で動いていると思っていたものの正体がつかめると一気に面白くなる、みたいなのもあるかも。
プログラミング源体験はPerlの掲示板にダイス機能追加したことかな。それから二十年たってもダイス作ってるんだから三つ子の魂百までは間違いない。
— 光電/7474 (@koudenpa) 2021年1月23日
(追記ここまで)