私が歌川です

@utgwkk が書いている

スライドをスライド共有サービスに置くのをやめることにした

いろいろな発表スライドを共有するためにSlideShareやSpeakerDeckなどのサービスを使っている人が多いと思うし,私も使っていたけど,以下の点が気にくわないのでこれからは自分のVPSマシン上にPDFを置くことにした. SlideShareやSpeakerDeckなどのサービスが潰れてほしいとはまったく思っておらず,サービスの方向性が私と合わなかっただけのことだと思う. 他のサービスは使ったことがないのでわからない.

  • SlideShare
    • スライド読もうとしてページを送るとページの再読み込みが走ることがある
    • LinkedInのアカウントと紐づいているので,油断すると本名と結びついてしまう
    • 自分でスライドのURLを制御できない
    • MacKeynoteで作ったスライドのフォントが正しく表示されない
      • これはフォント埋め込み設定ができていないからという気がするが検証してない
  • SpeakerDeck
    • 日本語を含むタイトルに対してのURLの生成方法が狂ってて,油断するとURLがめちゃくちゃ長くなる
      • 英語のタイトルを添えるなどでいちおう対策はできるが……
    • 自分でURLを制御する方法がスライドのタイトルしかない
    • スライドのタイトルを変更したらURLが変わることがある(!?)

そもそも何のためにスライド共有サービスを使っているのかよく考えてみたが,使う必要はないという判断になった. 別にページ送りができればいいし,モダンなブラウザやPDFビューワならそういった機能ぐらいは備わっているだろう*1し各自でPDFを見てもらえばいいと思う. SNS的側面*2は私個人にとってはノイズでしかないし,管理するアカウントが1つ増えてしまうのでむしろ大変. 必要なのはスライドの設置場所だけだったのではないか.

今後は私が公開するスライドは https://sugarheart.utgw.net/static/pdf/ に置いていくことにする. utgw.net というドメインは私が最低限の文化的生活を営めている限りは保持していくと決めているし,置き場所が変わろうともURLは変えないつもりである. また,先述したサービスが終了しない限りはそこにあるスライドも(法的な問題が発生しない限りは)消さずに残しておく.

*1:EdgeでPDFを開いたときに,左右キーでページ送りできないのは許していない.

*2:スターや閲覧数.