今はそんなに頻繁にPerlを書いているわけではないけど、以下の記事を書いた時点から更新があったのでちょっと書く。
.perltidyrc
--add-newlines --add-semicolons --add-whitespace --block-brace-tightness=0 --brace-tightness=1 --break-at-old-comma-breakpoints --character-encoding=utf8 --comma-arrow-breakpoints=1 --continuation-indentation=4 --cuddled-else --indent-block-comments --indent-columns=4 --logical-padding --long-block-line-count=1 --maximum-line-length=0 --no-blanks-before-comments --no-indent-closing-brace --no-opening-sub-brace-on-new-line --no-space-for-semicolon --paren-tightness=2 --quiet --static-side-comments --trim-qw
--static-side-comments
オプションを追加
デフォルトでは --no-static-side-comments
なのでずっと無効だったけど、perltidy v20210717に上げたら挙動が変わって ##
で始まる行末コメントの前のスペースの数が変わった。
## no critic
を指定するために書いていたところの差分が増えてしまうので --static-side-comments
オプションを足して回避した。
リストの閉じ括弧のインデントがうまく下がるようになった
これは.perltidyrcの変更とは関係なく、perltidy v20210111以降で確認した。
以下のPRの差分にあるように、これまで以下のようなリストの閉じ括弧が要素と同じレベルだけインデントされて見栄えが悪くなるという問題があったが、これが解決されている。いろいろな設定を試したけど直せなかったので、おそらくperltidyのフォーマッタ自体に改善が加えられたのであろう。
my @a = ( qw( foo bar baz ), qw( hoge fuga piyo ), );
関係ありそうなissueが立っていた。perltidy v20210111で修正されてcloseされているのでたぶんこれ?
これが解決されたのでperltidyに対する目立った不満が1つ消えたことになる。ありがたい。
その他の最新情報
BugLog.podという文書を見ると、直近でも多くの不具合が修正されていることが分かる。どんどん最新のperltidyを使うとよさそう。